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内視鏡下椎間板切除術(MED法)とは

内視鏡下椎間板切除術(MED法)とはMicroendoscopic discectomyの略で椎間板ヘルニアに対し、内視鏡下で手術を行う事により、従来のLOVE法に比べ、皮膚切開の範囲を小さくする(16~18mm程度)ことが可能となり、腰の筋肉に対するダメージも少なくなるため、患者さんの早期離床・回復、痛みの軽減が可能となる手術方法です。

手術内容

全身麻酔下で皮膚に2cm程度の小切開を加え内視鏡を挿入します。
手術時間は難易度にもよりますが30分~60分で、出血はほとんどありません。
術後は翌日より歩行ができ、短期間での退院可能となります。
内視鏡でのヘルニア切除術は皮膚の切開が小さく、筋肉の剥離もほとんどないため体にかかる負担がとても小さい低侵襲手術です。
適応に関しては担当の整形外科医師にお尋ねください。

当院では最先端のハイビジョン脊椎内視鏡システムを導入しており、より安全な確実な内視鏡手術が可能です。
このシステムは、体に入る超小型カメラと医師が目視する大型スクリーンモニターの両方が高画質ハイビジョンシステム搭載であり、体内の様子、神経やヘルニアの状態が高画質で描出されます。
オールハイビジョンシステムの脊椎内視鏡は国内でもごく限られた病院にしか設置していません。