2018年院内学術研修会
平成30年12月8日(土)に甲府富士屋ホテルにて第32回院内学術研修会を開催しました。
院内の各委員会から報告が4題、各部署からの研究報告8題、1年を通し研究した取り組みと、遠藤康広医師による教育研修講演が発表されました。
また、第32回特別講演として、(株)チャックスファミリーの安孫子薫氏をお招きし「ディズニーランドの現場力~全てはゲストのハピネスの為に~」と題しご講演いただきました。
第32回
貢川整形外科病院院内学術研修会
展望
~次のステージへ~
管理部からの報告
患者実績と収支報告:安積 広信
顧問税理士 長田 忠幸
各委員会からの報告
- 感染対策委員会:岸本 純
- リスクマネジメント委員会:小林 裕司
- 転倒転落予防委員会:松木 僚治
- 褥瘡予防対策委員会:山野 裕也
第32回特別講演
「ディズニーランドの現場力~全てはゲストのハピネスの為に~」:安孫子 薫 氏
演題発表
Ⅰ-1.「介護保険主治医意見書の今後の取り組みについて」
医事課 木田 留美子
Ⅰ-2.「肩外転装具における患者指導の現状と今後の展望~アンケートを通し見えた患者の望む指導とは」
外来看護部 福田 佳世
Ⅰ-3.「頚椎後方手術におけるアイシングの有効性」
病棟看護部 菊池 薫
Ⅰ-4.「術後の検査データと体温推移~術後感染の見極めの是非~」
検査室 内藤 恵理
Ⅱ-1.「当院の造影CT検査における意識調査とそこからみえる今後の課題」
放射線 薬袋 恵
Ⅱ-2.「手術前外来における患者満足度向上への取り組みの検討」
患者満足度委員会 才田 実華理
Ⅱ-3.「亜鉛がもたらす体内動態と有効性」
薬剤部 正木 智久
Ⅱ-4.「腰椎術後患者の退院時指導の見直しに向けたADL実施状況の調査」
リハビリテーション科 鈴村 大輔
今年の学術研修会大会長は安藤恒平病棟医長が務められました。
今年の発表にあたり、研修会委員会の方々を始め、沢山の方にご尽力いただきました。
本研修会を有意義な会にするよう、沢山の質疑応答を宜しくお願いします。と挨拶されました。
池上仁志院長の開会ご挨拶により第32回貢川整形外科病院院内学術研修会が開会されました。
ご挨拶の中で、この1年間皆さん本当によく頑張りました。この1年間の皆さんの成果を楽しみにしています。と激励のお言葉により研修会を開会致しました。
(株)チャックスファミリー安孫子薫氏より「ディズニーランドの現場力~全てはゲストのハピネスの為に~」をご講演いただきました。 ゲスト(顧客)の満足の為に、品質にこだわり妥協せず徹底し継続するということ。キャスト(従業員)の満足度の向上の為に充実したマニュアル、トレーニング等がある点など来場者数が年々増え続けているには、様々な工夫があること。また、東日本大震災の際の行動が世間でも大変評価され、ケガ人も0であったことは、キャスト一人一人が「相手の立場に立って、自分で考え自分で行動する」を実践した結果であったと感じ、大変参考になりました。おもてなしの精神を学ばせていただき、とても有意義な講演を賜りました。
第Ⅰ部の座長は安藤恒平医師が行いました。
第Ⅱ部の座長は朝日盛也病棟医長が行いました。
遠藤康広医師の教育研修講演は熊倉剛外来医長が努めました。
転倒転落予防委員会では転倒転落予防の啓蒙活動の一環として、院内で転倒川柳コンクールを行いました。
例年を上回る応募数によりたくさんの応募をいただきました。
厳正なる審査の結果、職員で5作品・患者様より3作品が選ばれ田中行夫副院長から表彰が行われました。
【職員】
最優秀賞 託児所
「転ばない 杖と体に ストレッチ」
【患者様】
最優秀賞
「談話室 みんなで話す 事故予防」
久津間智允副院長より閉会の辞にて、長時間に渡り、第32回院内学術研究会にご参加いただきありがとうございました。
毎年、進化していて素晴らしかったです。今回はとても点数が付け難く、苦労しました。また、このような研修会を継続する事は、病院の発展に繋がることと思います。と述べられ研修会を閉会されました。
全職員対象の学術研修会のため、会場は昨年に引き続き甲府富士屋ホテル内グランドホール「昇仙閣」にて貸切で行われました。
職員全員で準備してきた年に一度の行事は、とても楽しく、勉強になり、充実した時間となりました。
院長先生をはじめ先生方、所属長等の評価者が厳正なる審査、評価を行った結果、第32回院内学術研修会学術奨励賞は正木智久薬剤部長の演題発表が受賞致しました。今年も表彰された演題だけでなく、どの発表も素晴らしいものでした。
学術奨励賞
亜鉛がもたらす体内動態と有効性
正木 智久
優秀賞
当院の造影CT検査における意識調査とそこからみえる今後の検討
薬袋 恵
敢闘賞
介護保険主治医意見書の今後の取り組みについて
木田 留美子
特別賞
腰椎術後患者の退院時指導の見直しに向けたADL実施状況の調査
鈴村 大輔
(左より木田留美子医事課、薬袋恵診療放射線技師、正木智久薬剤部長、鈴村大輔理学療法士)