2015年の学術活動
当院主催の臨床懇話会を開催しました。
2015/10/17
貢川整形外科病院が主催の臨床懇話会を開催しました。
目的は開業医の先生方との病診連携です。
どのタイミングでBKPをするか、その適応は、そして圧壊したときにはどうしてきたか?うまく病診連携を確立することよって、患者さんのためにも、我々ためにも、みんなのwin winの関係になっていってほしいです。
本日は本当に多数の開業医の先生方に、御参加をいただきありがとうございました。
関西労災病院整形外科第2部長 大和田哲雄先生来院
2015/10/16
関西労災病院、大和田哲雄先生の教育執刀をいただきました。
多くの手術見学者なかでの腰椎固定手術でしたが出血わずか50mlで終了しました。
夜はご講演「PLIFの歴史と変遷」を拝聴いたしました。骨癒合をあげるため、隣接障害予防するため、低侵襲を、さまざまなテーマにどう取り組み結果はどうであったかを、我々も悩んできた道のりを一緒に再び辿ったようなそんな講演でした。そして未来は?そんなテーマに質疑応答はたいへん楽しく有意義なものでした。
甲府への再訪をお待ちしております。
池上仁志院長が周術期疼痛管理研究会教育セミナーにて講義を行いました。
2015/10/3
当院の池上仁志院長が平成27年度周術期疼痛管理研究会教育セミナーにて講義「整形外科術後の疼痛とその管理」を担当しました。
みな熱心に聴いてくれて、とてもやりがいがある講義となりました。
こういう講義がどこかで患者さんを救う一助になればと願います。医師ひとりで出来ることなどたかが知れており、現代医療ではスタッフとのチーム医療、チームワークは不可欠です。より良いチーム医療を構築するためにはどうしたらいいか?知識が最高の武器になるんだ!と、そんなことが少しでも伝わればと思います。
池上仁志院長が南巨摩群医師会にて講演を行いました。
2015/9/25
当院の池上仁志院長が南巨摩群医師会にて講演をさせていただきました。
整形外科のみならず腰痛の原因は多種多様であり、診断加療を受けるべき危険な腰痛、慢性腰痛に焦点をあて、また最新の手術加療についてご報告いたしました。
招聘くださいました久津間先生、座長の朝比奈先生、熱心に聴いてくださいました南巨摩医師会の先生方に深謝いたします。
その後の情報交換会も楽しかったです。特に二次会での南巨摩医師会の先生方のエネルギーには圧倒されました。ぜひ今後とも宜しくお願いいたします。
済生会横浜市東部病院 整形外科副部長 福田健太郎先生、
東京慈恵会医科大学病院 診療部長 曽雌茂先生 来院
2015/7/31
済生会横浜市東部病院 福田健太郎先生と東京慈恵会医科大学病院 曽雌茂先生が来院され脊椎手術を教育執刀していただきました。
超難症例でしたが、妥協のないこだわりの手術を魅せていただきました。手術は人柄を語ると言いますが、本日の手術には福田先生の誠実な人柄がにじみでていました。淡々と抑揚のない手術を続けるまさしく「Cool Surgeon」でした。
また夜には、池上仁志院長が座長を務めさせていただいた、「胸・腰椎前方侵入手術の功罪」のご講演をいただきました。現在のトピックスに鋭く切り込み聞き応えのある講演をしていただきました。
福田先生の経験と実力に裏打ちされました講演はとても迫力があり、講演後も深夜まで意見交換させていただき朝から深夜まで貴重なお時間をありがとうございました。
ぜひ今後とも切磋琢磨のほどよろしくお願いいたします。
日本医科大学千葉北総病院 中嶋隆夫先生来院
2015/7/29
日本医科大学千葉北総病院 中嶋隆夫先生が来院され脊椎手術を執刀していただきました。
6月にもご来院いただき執刀していただきましたXLIFを今回も説明しながらの教育執刀をしていただきました。
最先端の流れるような手技で細部にわたりご指導いただきおおいに勉強させていただきました。ぜひまたご来院いただきご指導の程よろしくお願いいたします。
学会発表
発表済
- 骨粗鬆性脊椎椎体骨折に対する同種骨移植(骨バンク)を使用した脊椎矯正固定術の検討
池上仁志 木下哲也 朝日盛也 他
(第5回日本成人脊柱変形学会)
- 脊椎固定術後深部創感染により後彎変形を生じ矯正固定術施行した1例
木下哲也・森下恭資・池上仁志 他
(第41回山梨総合医学会)
- 広範囲腱板断裂に対し小径人工骨頭を用いた腱板再建術の治療成績
時吉聡介・久津間智允・池上仁志 他
(第41回山梨総合医学会)
- 鎖骨遠位端骨折に肩関節後方亜脱臼を合併した1例
時吉聡介・熊倉 剛・池上仁志 他
(第41回山梨総合医学会)
- 広範囲腱板断裂に対する小径人工骨頭を用いた腱板再建術の治療成績
時吉聡介・山本泰宏・池上仁志 他
(第88回日本整形外科学会学術総会)
- Quality of doctor’s life を考慮した病院経営の試み
池上仁志・久津間智允・田中行夫 他
(第28回日本臨床整形外科学会学術集会)
- Quality of doctor’s lifeのコンセプトとした病院経営
池上仁志・久津間智允・田中行夫 他
(第57回全日本病院学会)
- Short term results of Reverse Total Shoulder Arthroplasty in five cases.
時吉聡介・山本泰宏・池上仁志 他
(第42回日本肩関節学会)
- 当院における人工股関節再置換術の検討
時吉聡介・久津間智允・池上仁志 他
(第42回日本股関節学会)
- 急速破壊型股関節症の症例について
時吉聡介・相良孝昭・池上仁志 他
(第42回日本股関節学会)
- Factors Influencing the Quality of Continuous Chest Compressions
田中行夫・軍神正隆・池上仁志 他
(American Heart Association)
- CBT法を用いたPLIF手術成績の検討
~L4/5高位1椎間固定におけるPLIF従来法との比較~
池上仁志・森下恭資・木下哲也 他
(第50回日本脊髄障害医学会)
看護部門
- ワークライフバランスの現状分析と評価
−看護師の定着化をめざして-
岡 恵・佐藤こず枝・池上仁志 他
(第57回全日本病院学会)
-
整形外科患者の術後早期食事開始を試みて
川北奈津子・齊藤和裕・池上仁志 他
(第57回全日本病院学会) -
.転倒リスクをマネジメントする
大内有加・岡 恵・池上仁志 他
(第57回全日本病院学会)
リハビリ部門
- 人工膝関節全置換術周術期におけるHMB含有食品の摂取が大腿四頭筋に及ぼす影響
西崎香苗・松村 一・池上仁志 他
(第41回山梨総合医学会)
- 頚椎椎弓形成術術後患者と健常者における静的立位の姿勢制御
‐重心動揺と表面筋電計を用いて‐
深澤貴裕・木下哲也・池上仁志 他
(第41回山梨総合医学会)
- 膝関機能の破綻が歩容・QOLに及ぼす影響
‐変形性膝関節症における三次元動作解析‐
曾根祥仁・久津間智允・池上仁志 他
(第41回山梨総合医学会)
- 頚椎椎弓形成術が筋力や筋活動に及ぼす影響
-軸性疼痛との関係-
西崎香苗・木下哲也・池上仁志 他
(第34回関東甲信越ブロック理学療法士学会)
- 歩行における「腕振り」を強調した場合の体幹筋活動と体幹・骨盤運動の変化
三枝洋喜・西崎香苗・池上仁志 他
(第34回関東甲信越ブロック理学療法士学会)
- TKA施行前後における歩容の変化
~三次元歩行解析による検討~
曾根祥仁・西崎香苗・池上仁志 他
(第34回関東甲信越ブロック理学療法士学会)
- 頚椎椎弓形成術前後の筋力が頚部痛に及ぼす影響
西崎香苗・出江紳一・池上仁志 他
(第50回日本脊髄障害医学会)
- 頚椎椎弓形成術後患者における静的立位保持時の重心動揺と筋活動の関係
深澤貴裕・西崎香苗・池上仁志 他
(第50回日本脊髄障害医学会)
栄養課部門
- 嗜好調査結果を受けての取り組みと展望
川崎美沙希・森下恭資・池上仁志 他
(第10回山梨県民間病院協会学術研究会)
-
嗜好調査結果を受けての取り組みと展望
川崎美沙希・森下恭資・池上仁志 他
(第57回全日本病院学会)
検査部門
- 心電図検査における緊急所見の対応及び報告方法の構築について
磯野雪美・久保田洋子・池上仁志 他
(第10回山梨県民間病院協会学術研究会)
-
心電図検査における緊急所見の対応及び報告方法の構築について
磯野雪美・久保田洋子・池上仁志 他
(第57回全日本病院学会)
論文発表
- .腰椎固定術に対する、塩酸モルヒネ・レボブピバカイン仙骨硬膜外単回投与の術後鎮痛効果
齊藤和裕・田中行夫・池上仁志 他
(山梨医学 第42巻 P.173~P.177)
- 頚椎椎弓形成術後の頚部痛に対する頚部屈曲群の影響(第3報)
西崎香苗・出江紳一・池上仁志 他
(脊髄機能診断学;Vol.35 No.1 P.180~187 2014年)
- Effects of supplementation with a combination of β-hydroxy-β-methyl butyrate,L-arginine,and L-glutamine on postoperative recovery of quadriceps muscle strength after total knee arthroplasty
西崎香苗・松村一・池上仁志 他
(Asia Pacific Journal of Clinical Nutrition2015;24 P.412~420)
岡恵総看護師長が日本運動器看護学会認定運動器看護師に合格いたしました。
2015/6/30
当院の岡恵総看護師長が日本運動器看護学会認定運動器看護師に合格いたしました。
学会認定運動器看護師は、日本運動器看護学会が、審査・認定する独自の資格です。山梨県第一号の資格取得者となりました。普段の努力の研鑽の結果であり、当院にとってもたいへん名誉なことです。
池上仁志院長が特別講演「頚椎症性脊髄症の診断と治療」を行いました。
2015/6/25
当院の池上仁志院長がKYO会の先生方に招かれて特別講演をさせていただきました。
診断、治療、ペインコントロールという流れでしたが、電気生理からAxial painに続く道のりは自分の臨床の歴史とも言え、いままでの臨床研究を省みるいい機会となりました。
このような講演の機会をいただきKYO会の先生方に深謝いたします。
今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
日本医科大学千葉北総病院 中嶋隆夫先生来院
2015/6/12
6/11~12には日本医科大学千葉北総病院、中嶋隆夫先生をお招きして6/11には「脊椎前方固定術におけるINNOVATION~XLIF手術手技の実際~」をご講演をいただき、6/12には頚椎後方固定術、XLIF手術の教育執刀をしていただきました。
術式、解剖、危険地帯など細部にわたり細かい熱いご指導をいただきました。2013年から本邦に導入されたXLIF。合併症や治療成績などが出揃うまでと、様子をみておりましたが、これは講演名の通りinnovetion(革新)の時が来ているようです。
中嶋先生、二日間ありがとうございました。中嶋先生は臨床的なスタンスも素晴らしいですが、先生のお人柄に惚れました。今後ともなにとぞよろしくお願いいたします。
池上仁志院長が健康科学大学客員教授として講義を行いました。
2015/6/2
平成27年4月から健康科学大学の客員教授を拝命して、本日、初講義が行われました。
朝からロコモティブ・シンドロームの講義を2コマ行いましたが、未来の日本を担う若者達のエネルギーと熱意を感じながらの講義となりました。
講義内容を熱心に聞いている生徒がとても多く、実に有意義な講義となりました。
また、キャンパスは広大な富士山の麓にあり、恵まれた環境の中で素晴らしい先生方のもとで学ぶ学生たちを見ていると、日本の将来は大丈夫だと感じることが出来ました。
日本鋼管病院脊椎外科センター長 大森一生先生来院
2015/4/23
日本鋼管病院脊椎外科センター長 大森一生先生が来院され脊椎手術を執刀していただきました。
最先端の手術手技XLIFを説明していただきながらの卓越した手術手技に一同感嘆いたしました。
とても素晴らしい手術手技におおいに勉強させていただきました。
また前日には、池上仁志院長が座長を務めさせていただいた、「XLIF その実際とピットフォール」のご講演をいただきました。
井上先生の情熱と熱意があふれており、講演後も深夜まで意見交換させていただき貴重なお時間をありがとうございました。
ぜひ今後とも引き続きご来院の程よろしくお願いいたします。
千野典子准看護師が看護師国家試験に合格しました
2015/3/25
当院に勤務しています千野典子准看護師が当院の奨学金制度を利用し、勤務を継続しながら通信教育課程を経て2015年2月22日に行われた第104回看護師国家試験に、見事合格しました。
千野典子看護師からのコメント
「私は平成23年に准看護師として貢川整形外科病院に入職しました。
貢川整形外科で働いているスタッフは皆、常に向上心を持って医療に携わっています。そんな環境に影響を受けて、私ももっと知識や技術を身に付けたい!と、考え正看護師を目指したいと思いました。貢川整形外科病院の奨学金制度を活用し、平成25年4月から勤務を継続しながら通信制看護学校と放送大学に入学し、仕事と家庭を両立しながら勉強に取り組むことが出来ました。
貢川整形外科病院では勤務調整や勉強面でもスタッフの協力が得られ、正看護師を取得することが出来ました。
貢川整形外科病院は教育の面でのサポート体制もしっかりと整っています。ぜひ、看護師として働きながら資格取得を考えている人がいましたら、貢川で看護師を目指してみてはいかがでしょうか?」
(左から山崎 絵里主任看護師、千野 典子看護師、岡 恵総看護師長)
北里大学病院 井上玄先生来院
2015/2/27
北里大学整形外科准教授 井上玄先生が来院され脊椎手術を3例執刀していただきました。
最先端の手術手技を説明していただきながらの落ち着いた平常心のオペに一同感嘆いたしました。とても素晴らしい手術手技におおいに勉強させていただきました。
また前日には、池上仁志院長が座長を務めさせていただいた、「成人脊柱変形に対する手術療法の工夫」のご講演をいただきました。井上先生の情熱がとても刺激になり、貴重なお時間をありがとうございました。
今後とも引き続きよろしくお願いいたします。